2026年4月
共創デザイン学部、始動。

次の時代を、共に創る。

東京家政大学 服飾美術学科・造形表現学科
※ 構想中

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Concept

次の時代を、
共に創る。

2026年4月、
服飾美術学科・造形表現学科が
「共創デザイン学部」として
ひとつになります。

技術の進歩やSNSの普及によって、誰もが自分を表現し、発信できるようになった現代。
社会的にも個人としても、異なる立場や価値観の他者と向き合う場面がどんどん増えています。
そんな“今”に合った形で自分らしい表現を学べる場を生み出すべく、
東京家政大学は服飾美術学科・造形表現学科の2学科を再編、「共創デザイン学部」としてスタートします。
本学ならではの長い歴史と伝統を活かした独自のカリキュラムのもと、
各学科の専門分野に加えて、学部・学科の横断的な学びを促進。
さらに、仲間と協働してひとつの課題に取り組む機会も豊富に設定しました。
自分らしさを伸ばすとともに、他者と共に新たな価値を創りだしていける人材へと育てます。

※ 内容はすべて構想中の内容であり、変更される可能性があります。

共創デザイン学部

服飾美術学科 写真 ×のアイコン 造形表現学科 写真

シンボル的学び、
〈共創プロジェクト実践〉に
ついて知る

〈共創プロジェクト実践〉

実践・参加を重視した
プロジェクト・ベースド・ラーニング
(PBL)を基本とする授業科目です。
本学教員のほか、地域社会や企業の方々
との協力で取り組みます。

画像:地地域社会と企業が持つ〈教育力〉を導入 - 〈現場に学ぶ〉視点を育む / 生きた智恵や技術を学ぶ (下向きの矢印) 総合的知見実践力 / 課題発見 / 解決能力 (下向きの矢印) 画像:地地域社会と企業が持つ〈教育力〉を導入 - 〈現場に学ぶ〉視点を育む / 生きた智恵や技術を学ぶ (下向きの矢印) 総合的知見実践力 / 課題発見 / 解決能力 (下向きの矢印)

共創デザイン学部は、
服飾美術学科と造形表現学科
2学科で構成され、
各学科の専門性を伸ばしつつ、
学部合同でのプロジェクトを軸に、
さまざまな角度から学びを
深めていきます。

服飾美術学科

服飾美術学科 写真

Concept
ファッションと
科学で
未来を紡ぐ。

「ファッション」と「科学」の両軸から服飾について学べる学科です。衣服のデザインや縫製はもちろん、コンピューターグラフィックスを駆使した3D実習、繊維や染料の性質を理解するための科学実験、学生主体で行うファッションショーなど、座学だけに留まらない実践的な授業を多彩に展開しています。
さらに、SDGs重視の流れをふまえて、「資源循環」や「サステナブルファッション」といった未来を見据えた学びも強化。創造的で豊かな未来をつくり出せる、確かな知識と技能を育てます。

学びのポイント

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3つのコースを新設!

卒業後の進路に対応した
「服飾サイエンスコース」
「服飾ビジネスコース」
「服飾文化造形コース」を新設。

1・2年次は基礎を学び、3・4年次では目指す職種に合わせてメインで学ぶコースを新たに設置。専門知識・技能をさらに深めます。また、興味・関心に応じて他コースの科目も履修できるため、幅広い職業選択が可能。自身の描く将来に向けて、自由に選択履修することができます。

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画像:総合的カリキュラムで基礎力・専門力・応用力を身につける アパレル・教育界で活躍し、貢献できる人へ もっと知る
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持続可能性の追求

SDGsに応える学びを提供

サステナビリティの概念に基づいた服飾ビジネスやDXに対応した学びを強化。アパレル向けの3Dモデリングソフト〈CLO〉の実習にも力を入れています。生産管理や品質管理といった工業製品としての服づくりに必要な知識を学び、卒業後に活躍できる力を身につけます。

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地域社会や企業と連携

実践的な課題発見・解決能力を身につける

地域社会や企業が持つ課題をテーマとしながら授業を行うことで、現場で活躍するための実践力を身につけます。また、他学科の学生と協働して課題に取り組むことで、新たな視点で物事を考える力やコミュニケーション力を身につけます。

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ファッションショーの企画・運営

企画・運営で服づくりを超えた成長の場に

服づくりだけではなく、演出やヘアメイクに1年次から関わることができるファッションショーは、主体性・企画力・実行力が求められます。ショーは作品を見てもらうだけではなく、衣服がどのように動き、それが美しく見えるか、また、着心地はどうかなどを観察・検証する重要な学修の場になっています。

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Pickup!
特色ある学び

  • 〈3Dモデリング〉
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    アパレル3Dモデリングソフト「CLO」を使用して、衣服パターンの3Dシミュレーション画像を作成する技術を学びます。衣服のパターンは一年次の立体裁断と二年次のアパレルCADで学び、確かなパターン設計力を身につけます。

  • 〈テキスタイルアドバイザー〉
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    ファッション業界のスペシャリストである衣料管理士(テキスタイルアドバイザー)を養成しています。アパレル企業・繊維検査センター・百貨店等で、実践的に学習する「テキスタイルアドバイザー実習」を開講しています。

  • 〈日本服飾文化史〉
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    日本の服飾の歴史を古代から近代まで概説します。各時代の実物資料に加え、絵画や文献などの資料をもとに、衣服の形・文様・染織技法、さらに外国文化の影響や人々の美意識まで、その特徴を捉えていきます。

  • 〈産学官福プロジェクト〉
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    社会福祉法人埼玉県社会福祉事業団と産学連携事業契約を結び、埼玉県社会福祉事業団の施設利用者が織った「さをり織」を、学生たちがポーチやネクタイ、小物類に仕立て、施設内で販売してもらっています。また、学生たちが設計した織物デザインを施設利用者が「さをり織」にするコラボレーションも行っています。

  • 〈きものサローネ〉
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    学外での発表の機会として、毎年秋に東京フォーラムで開催されるイベント『きものサローネ』に参加しています。「学生きもの優秀作品展」での作品発表や、学生ボランティアの参加を通して、着物や伝統産業への理解を深めます。

  • 〈ファッションショー〉
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    毎年2回、学生企画で開催し、毎回、好評を得ています。1回目は緑苑祭(10月)。3年生を中心とする有志の服飾団体EVEで、1・2年生と共同で作品製作を行います。2回目は卒業研究ファッションショー(2月)。4年生が各自のテーマに沿って研究し、作品製作を行います。

  • 〈フォーマルスペシャリスト〉
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    フォーマルウエアの着こなし方やアクセサリーの用い方などの基礎知識を学び、アパレル業界等での即戦力となる人材を輩出しています。多くの学生が学内で実施する(一般社団法人)日本フォーマル協会の検定試験にチャレンジしています。

  • 〈フランス服飾美術研修〉
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    リヨン繊維科学技術大学ITECHの学生との国際文化交流、高級ファブリックメーカー、ボーヴィレ社の染色工場見学やアルザス地方の染織博物館等を見学します。

  • 〈ハンドメイドショップ〉
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    学生が作った子ども服や手芸小物、編み物などを十条銀座商店街で販売します。東京都北区と十条銀座商店街振興組合の協力により毎年二月初めに開催、地元のご年配の方やお子様連れによろこばれて13年続いています。

さまざまな
資格取得をサポート

家庭科教諭や衣料管理士といった資格の他に、学びを活かした様々な資格のサポートを行っています。

卒業時に取得できる資格

・中学校教諭1種(家庭)
・高等学校教諭1種(家庭)
・1級衣料管理士
・2級衣料管理士
・学芸員
※ 資格・就職に関する科目を別途履修が必要です。

学んだことを活かして資格取得!

・色彩検定
・カラーコーディネーター検定
・パターンメーキング技術検定
・ファッションビジネス能力検定
・ファッション販売能力検定
・商品装飾展示技能検定
・繊維製品品質管理士(TES)資格検定
・フォーマルスペシャリスト検定
・きもの文化検定
・パーソナルカラリスト検定
・ファッション色彩能力検定

卒業後、
多彩な未来へ

学びを生かして、ファッション・科学系への就職をメインにさまざまな分野で活躍しています。

  • ・商品企画・開発
  • ・品質検査・管理
  • ・家庭科教諭(中学・高等学校)
  • ・衣料管理士
  • ・ファッションアドバイザー
  • ・ショップディレクター
  • ・販売・接客・サービス
  • ・テキスタイルデザイナー
  • ・和裁士
  • ・衣装制作
  • ・デザイナー
  • ・パタンナー
  • ・アパレル企画
  • ・学芸員

活躍する卒業生たち

  • 1
    買い付けた商品が人気を得て
    売り上げや高評価につながる
    喜びは格別です
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    高校の授業では化学の実験が好きだったので、興味のあるファッションについて実験を交えながら学べる点に魅力を感じ、服飾美術学科に進学。大学の授業では特に「被服材料学実験」が好きで、実験を通じて繊維の特徴を見極められることのおもしろさに惹かれました。専門的な繊維の知識を修得し、現在の仕事では商談する際に役立っています。 もっと読む

    バイヤー A.K.さん

  • 2
    大学で学び得た
    知見と技術を活用する日々
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    アシスタントとしてフィギュアスケートの衣装を制作しています。デザイン、パターン、染色、縫製、装飾など、衣装制作におけるほぼ全ての工程に携わる中で、大学時代に学んだ専門的で幅広い知識技術を日々活用しています。卒業制作では「白鳥の湖」の研究をもとにしたスケートの衣装を制作しました。先生にご指導いただきながら衣装制作の工程をひと通り実践できたことは、現在の仕事に大きく役立っていると実感しています。

    フィギュアスケート衣装制作 G.C.さん

  • 3
    東京家政大学での
    学びが私の支え
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    私はアパレルのデザイナーの仕事をしています。全国300店舗あるブランドで、多くの人に買ってもらえるデザインを生みだすことはとても難しいですが、その分自分がデザインした商品の売り上げが良い時の達成感は大きいです。経験と知識が物をいう世界ですが、家政大学での学びが私を支えてくれています。学生の時にデザインだけではなく、縫製や繊維の特徴、洗濯についてなど幅広く服にまつわることを学べたことが、今の仕事に役立っています。

    デザイナー A.H.さん

  • 2
    学生時代の学びから
    夢の実現へ
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    カジュアルな着物を扱う会社で店長兼営業企画マネージャーとして働いています。就職活動では「女性が活躍できる仕事」を目指し、今の職場でその目標を実現しています。服飾美術学科で学んだデザインや色彩、服飾工芸、和裁の知識は着物の魅力を伝える上で役立ち、家庭科教員免許を活かした指導や企画提案も行っています。現場の声を大切にし、SNSを活用したプロモーションも手掛けています。学生時代の学びが仕事に直結し夢の実現に繋がっています。

    営業企画リーダー T.A.さん

  • 3
    常に新しい表現を
    探求し続けて
    自分の世界が広がります
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    私は3Dモデリストとして、3DCADやCGツールを使い、デジタル空間でデザインを行いながら服を作っています。アーティスト・クリエイターの側面もあり、デザインからパターン、生地の質感表現、世界観に至るまで、トータルで制作を行う仕事です。大学で幅広く学んだ知識のおかげで視野を広く保つことができるので、制作活動での大きな助けになっています。

    3Dモデリスト S.Y.さん

  • 2
    今のあなた・
    大人になったあなたの
    引き出しとなる授業を
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    家庭科は、他の教科よりも生活に密接した教科だと考えています。定期テストや入試に直接関係しないからこそ、生活力や課題解決、新しい価値観、多角的な視点を養う授業を心がけています。子どもたちは調理より裁縫に苦手意識を持つことが多いですが、大学で学んだポイントを活用し、その意識を少しでも和らげたいと考えています。また、ものづくりの楽しさや、物を修繕・リメイクして長く使う大切さも伝え、持続可能な生活の意識を育てる授業を目指しています。

    中学教諭(家庭科) Y.S.さん

  • 3
    人々の日々の喜びを願って
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    生活実用分野に強みのある出版社で手芸雑誌の編集者をしています。企画、撮影、原稿作成の全てを担当する為、服飾に関する幅広い知識が必要で、この仕事に就くことができたのは家政大学で学んだ知識があるからです。子供の時から本の虫で、大学時代も大学の図書館へ入り浸っていた私。小さい頃の自分がワクワクしながら洋裁本を開いていた気持ちを思い出しながら、世の中の人々の日々の喜びの一助になる事を願いつつ、本を送り出しています。

    編集者 H.A.さん

  • 2
    試行錯誤の上に考案した
    アイディアが商品に採用された
    時の達成感はひとしおです
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    私は紙おむつや吸水ナプキンの研究開発の仕事をしています。いろいろな商品の性能を研究し、よりよい商品を作るためにはどうしたらよいかを考えることが仕事です。研究の仕事はデータを地道に集めることから始まるので根気のいる作業を伴います。しかし、だからこそ試行錯誤の上に考案したアイディアが商品に採用された時の達成感は、ひとしおです。これからもよりよい商品を世に届けられるよう、頑張っていきたいと思います。 もっと読む

    研究開発 Y.R.さん

  • 3
    専門知識で「安心・安全」を
    届けています
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    洋服等の素材の品質性能を試験し、評価する仕事をしています。扱うのは、開発段階の生地や製品、販売後に問題が生じた商品など様々です。試験の種類は数えきれないほど多く、専門性が高い仕事ですが、大学で学んだ知識が基礎となっており、服飾美術学科だったからこそ理解できていると感じる場面は多々あります。大学での学びを直接活かして消費者に安心と安全を届けられる、やりがいのある仕事です。

    繊維製品検査 K.R.さん

造形表現学科

造形表現学科 写真

Concept
自分を磨き、
人と社会に彩りを。

大学は社会に出ていくための重要なステージです。造形表現学科では人、そして社会を豊かにしていくという事を学ぶ学科です。自らの考えや創造性を磨きあげたクリエイティビティを強みとして、人や社会の課題に応える解決力へとつなげます。そして、自分自身も豊かになれることを目指します。幅広い表現活動による自己実現と社会貢献の力を育むため、手を動かし、ものをつくる実践的なカリキュラムを中心に、学生主体のアートキャンプや国内外の美術研修といった、通常授業の枠を超えた学びの機会を豊富に実施します。さまざまな領域に幅広く触れる中で自身の可能性を広げ、自由な発想力を育てます。自分で組み立てるカリキュラムでそれぞれの個性に合った道へ。

学びのポイント

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実技中心で、幅広い造形表現を学ぶ

「造形」系、「表現」系、「デザイン」系の表現領域と人や社会の支援を中心に据えた「表現と社会」系を設置。4つの領域の横断的学修を通した柔軟な視野と応用力が、将来の夢の実現をサポート。これからの社会に求められているクリエィティブな知識・技能を身につけることができます。
1年次は、これまでの美術・創作経験のある無しを問わず基礎から学びます。様々な表現の基礎から学ぶことによって、個人個人の可能性を発見していきます。
2年次以降は、幅広い表現領域から自分に合ったより具体的な表現方法を試行し見つけていくと共に、表現の横断的な学びについて実感していきます。
3・4年次には、自分の進みたい道にあわせて選択学修へ。自分の将来像に合わせたオリジナルのカリキュラムを自分自身でつくりあげて学んでいきます。その手がかりとして、「身につく能力」ごとに科目を配置した履修モデル群「スタディーズ」を用意。そして、個別に履修指導をすることで、それぞれに適切なオリジナルカリキュラムを作成します。「何ができるようになるのか」「なぜこの科目を学ぶのか」がより分かりやすくなり、キャリアにつながる学びを深めます。

もっと知る
画像:学びの表現領域 造形系・表現系・デザイン系・表現と社会系 1年次 網羅的な基礎の学び、2年次 多彩な専門分野の学び、3年次 横断的な専門分野の学び さまざまな履修プログラムに関連づけた選択が可能、4年次 総合的クリエイティブ力・希望する職種に応じた専門的能力、卒業後 さまざまな分野でクリエイティブ能力を発揮して活躍する人へ もっと知る
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観光(まちづくり)× デザイン

地域の「人と人」「暮らしと産業」「衣食住」をデザインの力でつなぐ新たな学びの世界を拓く。

具体的な“まち”をフィールドとし、地元の人たちと共に、その地域の課題を考え、その地域がより魅力的になる提案を造形表現(アート&クラフト&デザイン・・・)という視点で計画・発信していきます。そうした実践的な学びによって経済的・精神的な豊かさを実現できる人材を育成します。

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育ちのための表現士

造形表現を通じて子どもたちの成長を支えることのできる人材として学んだことの証として、大学独自の「育ちのための表現士」認定証を発行

中高教員免許取得の強化はもちろんのこと、学校の内外を問わず、乳幼児から18歳までの幅広い育ちの現場において、子どもに関する知識と理解を備えた造形表現者として、ものをつくることを通して、人の育ちをサポートすることができる人材を養成します。

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Pickup!
特色ある学び

  • <映像メディアアート>
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    映像表現に関連する科目では、写真、動画、アニメーションなどを基礎から応用まで幅広く学びます。映像メディアアートという科目では、4年次までに身につけた様々な表現手法を生かし投影対象物をグループワークで制作した上で、プロジェクション・マッピングの手法を用いた総合的な作品を制作します。

  • 〈デジタルメディアプロダクト〉
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    メディア・情報デザイン領域の集大成になる4年次科目の一つです。急速に発展しているバーチャルとリアルの融合技術を用い、従来は制作困難だった造形デザインに挑戦します。3DCGによるバーチャルな立体デザインを3Dプリントによって実体造形化する。メタバーズ空間や、デジタルヒューマン。AIを積極活用した新たなデザインも対象になります。

  • 〈インテリアデザイン〉
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    3年次後期専門科目として2部構成で実習を行います。〈1部〉では、ステンドグラスの技法による照明器具のデザイン制作し、空間を演出する照明効果を学びます。〈2部〉は、小さな木造建物を基に喫茶コーナーのあるケーキ屋さんを計画し、グループワークを通してコミュニケーション能力の獲得と空間デザインを学びます。

  • 〈織物造形〉
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    3年次までに学んできた幅広い分野の知識や技能を活かしオリジナルのテキスタイルを制作します。
    授業内では個人ワークとグループワークを実施します。SDGsの観点からテキスタイルの社会での現状と問題点、役割と可能性について議論し、新たな気付きや発想を得て作品制作へとつなげていきます。

  • 〈観光まちづくり実践〉
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    具体的なフィールド(地域)を設定し、その地域社会との連携をベースとした地域の将来計画を企画し実践、試行していくことを通し、観光まちづくり、地域創生とは何かを学んでいきます。造形表現学科で身につけた専門性を最大限に活かしながら実施・学修していき、社会での即戦力となる様に訓練していきます。

  • 〈育ちのための表現系〉
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    中高美術教員や小学校図工専科教員(東京都)、幼児の造形表現に関わる仕事に携わる卒業生を多数輩出してきました。描くこと、ものをつくることを通して、人に関わっていきたい人、人の成長をサポートしたい人が学ぶ課程です。

  • 〈アートキャンプ〉
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    自分たちの表現活動を他者への発信・共有の学びを深めるため、板橋キャンパスにおいて学生自らの企画により開催する2日間のアートプロジェクト。他学科や卒業生も巻き込み課題と違ったアート表現の場を創り上げます。造形表現の社会に対する発信の一歩となります。

  • 〈美術研究ABCD〉
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    学科の教員がそれぞれの専門分野から多数の課題を提示し、学生はそれぞれの好奇心や将来像に基づき自主的に選択し、専門教員の評価を受けポイントを取得します。課題内容はAからDへと徐々にレベルアップし、1年生対象のAでは美術展鑑賞などが中心ですが、徐々にワークショップ参加、アートプロジェクト企画や運営など、受動的な立場から能動的な活動になっていきます。学外団体とのコラボレーションも多く含まれます。

  • 〈イタリア文化・美術研修〉
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    造形表現の一つの源流である西欧の美術・文化を肌で感じてくる研修です。イタリア諸都市を巡り、アッシジにおける女子修道院での宿泊体験やフィレンツェを中心にルネサンス美術に触れ、また、食文化についてもワイナリーが経営する農園レストランを訪れることで、その文化や芸術が生まれてきた土壌を体感することで異文化についての理解と教養を深めます。

  • 〈台湾文化・美術研修〉
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    台湾にある美術大学 大葉大学を訪れ学生間交流を軸に台湾の伝統的な美術工芸はもちろんアジアにおける現代美術についても研修していきます。台北から入り縦断する形で諸都市をめぐりアジア文化の一側面を学んでいきます。

  • 〈国内美術研修〉
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    グローバルに思考していくことにとって日本文化を知り学ぶことは必須です。この国内研修は毎年研修地を変えながら、なるべく多くの日本文化の地域性や時代性を学んでいきます。ですので、歴史的建築や古美術、伝統工芸に注目する年や現代美術や現代建築を研修する年、さまざまな地域を研修していきます。

  • 〈卒業制作展〉
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    4年間の思いや表現・技術を詰め込んだ卒業制作展を学外で開催。企画・運営から作品カタログ制作まで学生主体で行い、毎年多くの観客を集めています。作品を作るだけではなく、社会へアートを発信する場の作り方を学びます。

資格取得で
学びの見える化!

美術教諭や学芸員といった資格の他に、大学認定資格や、主体的な学びを活かした様々な資格のサポートを行っています。

美術科教員

造形表現での多様な学びを、美術科教員として活かす

・中学校教諭1種(美術) 
・高等学校教諭1種(美術)

学芸員

博物館での資料の収集・保管をはじめとする専門的な知識を身につける

・学芸員

育ちのための表現士

造形表現を通じて子どもたちの成長を支えることのできる人材として学んだことの証として、大学独自の「育ちのための表現士」認定証を発行。

中高教員免許取得の強化はもちろんのこと、学校の内外を問わず、乳幼児から18歳までの幅広い育ちの現場において、子どもに関する知識と理解を備えた造形表現者として、ものをつくることを通して、人の育ちをサポートすることができる人材を養成します。

さまざまな外部資格

学び活かして、資格取得を目指す!

  • ・カラーコーディネーター検定
  • ・インテリアコーディネータ
  • ・福祉住環境コーディネーター
  • ・W e b デザイナー検定
  • ・C G クリエイター検定
  • ・マルチメディア検定

卒業後、
多彩な未来へ

学びを生かして、クリエイティブ系、マネジメント系、教育系、総合職など、さまざまな分野・職種で活躍しています。

  • ・アーティスト
  • ・写真・動画制作
  • ・アニメーション制作
  • ・テキスタイルデザイナー
  • ・イラストレーター
  • ・アクセサリーデザイナー
  • ・工芸作家
  • ・舞台美術制作
  • ・住宅・オフィス設計
  • ・インテリアデザイナー
  • ・グラフィックデザイナー
  • ・編集者
  • ・WEBデザイナー
  • ・システムエンジニア
  • ・エディトリアルデザイナー
  • ・企画開発
  • ・技術職
  • ・広報・宣伝
  • ・商品プランナー
  • ・バイヤー
  • ・販促ツール制作
  • ・専門販売員
  • ・ショップ経営
  • ・アートプロジェクト運営
  • ・学芸員
  • ・地域NPO
  • ・表現活動支援
  • ・公務員
  • ・美術教員

活躍する卒業生たち

  • 1
    時代をとらえた
    デザインで喜ばれる
    ものづくりを追究します
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    テーマパークのお土産品のデザイナーとして、シーズンやイベントに合わせてさまざまなお土産をデザインしています。アイデア出しからデザイン制作、製造用データの作成、製品の仕上がりチェックなどが主な仕事です。テーマパークのお土産の役割は、思い出を持ち帰ること。お客様の希望を正確にくみ取った上での、メンバーへの指示の出し方や、より高いクオリティに仕上げるためのディレクションについて、日々考えながら取り組んでいます。 もっと読む

    デザイナー Y.T. さん

  • 2
    美術を通して生徒と
    交流し安心できる
    存在になりたいです
    写真

    造形表現学科に進学したのは、幼い頃から好きだった美術について、専門を究めるよりも幅広い分野を学びたいと思ったから。教職課程で出会った先生からは、社会で長く活躍するために、メリハリを持って仕事に臨むことが大切と教えていただきました。働き始めてからその意味が理解できるようになり、仕事に向き合う指針になっています。先生方との距離が近く、社会に出てから役立つことをじっくりと学んでいけた学生時代でした。 もっと読む

    中学校教諭(美術) M.M.さん

  • 3
    大学で幅広く学ぶうちに
    テレビ番組の美術に関わるという
    一番の夢が見つかりました
    写真

    授業で学んだデザインソフトの使い方はPC業務に直結していますし、作品制作に懸命に取り組んだ時間など、充実した大学生活の全てが今につながっています。何もないスタジオにセットが組み立てられていくまでの工程はおもしろく、出米上がったときにはやりがいを感じます。今後もセットに関する知識を増やし、向上心を持ちながら、満足できる仕事を続けていけたらと思っています。 もっと読む

    番組美術制作 M.Y.さん

  • 2
    デザインとイラストを強みに
    自身の道を切り開く
    写真

    卒業後は編集プロダクションのデザイナーとして、様々なデザインやイラストの仕事を担当。デザインとイラストができる2つのメリットを活かして、現在はイラストレーターとして独立しています。

    イラストレーター・グラフィックデザイナー K.A.さん

  • 3
    クレイアートで
    多様な表現を届ける
    写真

    卒業後、フリースクールでの教員を経て、クレイアーティスト(粘土を使用した立体アート作品の制作者)として活動中。企業・自治体からのオーダーや個人オーダーのほか、アート系雑貨ショップで販売。個展や国内外での展示に多数出展。

    クレイアーティスト T.S.さん

  • 2
    自身の絵画を
    テキスタイルデザインへ
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    東京都(葛飾区・小笠原父島・江戸川区)での中学校美術教員を経て、2023年起業。自身の絵画をテキスタイルデザインとして展開。染色や縫製の日本の職人とコラボし、エプロンやファッション雑貨などのアパレル分野を中心に活躍。

    テキスタイルデザイナー Y.Y.さん